メンバーによる全曲解説です。
■ポテトサラダ
<曲についての思い出>
【鈴木】
僕はポテトサラダが大好きです。
何か仕事で憤懣やるかたないことがあった時に、やけ酒のみに居酒屋入って、なんとなくポテトサラダ食べたら、やっぱりすごいうまくて。「俺に比べて、ポテトサラダってエライな」と思いました。だから最初は「ポテトサラダはえらい」という歌にしようとしてたんですけど、そこからもう一歩踏み込んで、「ポテトサラダが旨ければ人生それでいい。所詮そのレベルの男だ、俺なんて。上手にやろうとなんてしないで、できることやればいいわ」、と開き直った気持ちにフォーカスしました。
この曲のAttitudeはバンドとしての背骨的なものになるだろうと思い、出来た時は本当に興奮しましたね。早くメンバーと音を出してみたいと。まだ一度もバンドとしてオリジナル曲をやってないし、何しろ山ちゃんと宮崎さんはこんな曲全くやんない人たちなので、どういう解釈でやるか、それが不安であり楽しみでした。
【宮崎】
話で聞いていたレイブルの方向性が8ビートのロックだっただけに不安一杯だったが、この曲を聴いてちょっと安心した覚えがありますな。
【山貫】
ほっとくと前へ前へ突っ走りがちな上モノの、手綱を握るドラムを叩くのが意外と難しかった。
【岡田】
上司にボロカスに言われて参ってた鈴木さんの経験がストレートに出ているなと感じました。
<ここが聴きどころ!>
【鈴木】
2コーラス目のBメロからサビに戻るところ。バンドとしての息の合いっぷりがすごくて笑える。一発録りにしてこのジャストなタイミング。バンドサウンドです。
【宮崎】
あまりにもありふれた日常の中にこそ真意があります。とか言うたらカッコイイと思いました。
【山貫】
ベロベロに酔った状態で収録した生カウベルと、地を這うような低音のワタクシのコーラス。
【岡田】
キーボードアレンジ、最初悩んだのですが、ポテサラの味付けにマヨネーズが欠かせないことに気付き、そこからキューピー3分クッキングのオマージュに辿り着くまでに3分かかりませんでした。誰かに本気で怒られるまではこのアレンジで突き進みます(笑)
<聴いていただきたいシチュエーション>
【鈴木】
仕事で辛いことがあった時。
友がみな我よりえらく見える日。
BS-TBS「吉田類の酒場放浪記」の前後。
【宮崎】
プレゼン前夜
【山貫】
もちろん、仕事終わりの大阪駅前ビルB1の安居酒屋で。290円の生ビールとともに。
【岡田】
仕事で行き詰まっちゃってどうにもこうにもいかなくなったときって、ビールが喉を通る一瞬だけは全て忘れるんですよね!これがエスカレートするとア◯中で、もっとエスカレートすると、、、。とにかく、仕事で落ち込んだときに、聞いてほしい曲です。
<おすすめコメント>
【鈴木】
子どもが一発で覚えることうけあいなので、ぜひご家族で聴いてみてください。
【宮崎】
大きい事考えたり、目の前の事考えたり、頑張って時間使ってみたり、無駄に時間使ってみたり。
グルグルと回っているんですね。サラリーマン(ワレワレ)って。
【山貫】
歌詞もメロディーもキャッチーです。1、2回聞いただけで、子供達が歌えるようになってた。
つまり良曲ってことですよ!
ロックと思ってたら実は演歌でした。
この曲を演奏しだしてから、居酒屋でポテトサラダを頼むのが楽しみになりました。
【岡田】
レイブルのデビューシングルです。是非、応援の意味も込めて、今日もポテサラを注文して下さい!
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