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全曲解説「私の愛した『ザ・レイト・ブルーマーズ』」Track 6.四十にして惑う

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ついに今回で完結!
メンバーによる全曲解説です。

■四十にして惑う
<曲についての思い出>
【鈴木】
バンドを結成しようと思った時に、象徴的なわかりやすい曲を作る必要を感じました。もともとシンガーソングライターとして弾き語りの曲を想定して作ったのですが、バンドアレンジしなおしたのと、テンポをがらっと変えました。

仕事や会社についての居心地の良さ、やりがい、みたいなものを感じながら、そこにそこはかとないもやもやを感じていた私としては、これって曲になりうるのではないかと思いました。生活の中でどういう時にその感覚を得るのか、自分ブレストを数日は行ったでしょうか。電車の窓に映る自分にちょっとドキッとしたり、ギターの弦をとりあえず張り替えてみたり、一駅歩いてみようと急に思い立ったり(体重や人間ドックの数値のこともあって!)、そんなことをそのまんま折り込んでみました。

で、実際にバンドでやってみたら、やっぱりなんかちょっとだけしっくり来ない。うまくノリが作れない思いが払拭できず、まぁバンドとして一曲目の曲だし、しゃあないか、と思っていたのですが、レコーディングの時に岡田さんが急にピアノアレンジを提案してくれて。それでとたんに良くなりました。すごい嬉しかったです。

岡田さんと僕は会社の先輩後輩なのですが、年齢は僕が上、社歴は彼が上というねじれがありまして(笑)。彼は人間としてはとってもかわいい年下の男なのですが、会社という環境ではまごうことなき先輩で、面白いものです。

彼とは奇跡的に愛するアーティストがあり共通で、KANさんなんですが。KANさんイズムはこのバンドや作っていく楽曲のすごく大事な部分を担っていくと思います。KANさんと必ず共演する!というのもバンドの壮大な目標の一つです。

【宮崎】
波乱と言うと言いすぎかもしれませんが、 個人的に30歳からの10年間はちょっと人と違った歩み方をしましたので、 正直、一般的な40歳の思っている事と、宮崎の感じている事ってちょっと距離があるような気がします。 この曲の歌詞は見事にそういう感覚を表現していると思います。

【山貫】
バンドの顔になる曲で、これは毎回ライブでも演奏することになるな、と。 ただレコーディングまでの曲がための中で、リズムパターンと曲の雰囲気を合わすのに苦労した。。 ドラム的には忘れていたエイトビートを思い出させてくれた貴重な曲!

【岡田】
バンドをやるぞ!とデモが送られてきて、最初に聞いたのがこの曲でした。それこそ40年前の歌謡曲を意識したような、それでいて現代のバンドサウンドにも通ずるような、まさに時空を飛び越えた王道ロックだと感じました。

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<ここが聴きどころ!>
【鈴木】
岡田さんのピアノ、サビの宮崎くんと山貫さんのノリ、アウトロの鈴木のギターのボキャブラリーの無さ。

【宮崎】
色んな事が色んな意味で着地する40歳。 順当な人も、ちょっと遠回りした人も、色々考えれるかもね。

【山貫】
歌詞をじっくりと聴いていただきたい! 特に40歳のあなたに!

【岡田】
私も一緒にギターを掻き鳴らしたい衝動を抑えて、原点のピアノで録音してみました。弾き語りバージョンも一度演奏してみたいと思います。

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<聴いていただきたいシチュエーション>
【鈴木】
これは通勤の電車でしょう。

【宮崎】
マイホームの外観をあおりながら。

【山貫】
一人の時間に。お気に入りの酒と肴と。なるべく大音量で。

【岡田】
中間管理職の立ち位置に悩んだときですかね。

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<おすすめコメント>
【鈴木】
40歳からでも、人生変えちゃうぐらい面白いことを出来ると思います。それを証明できるかどうかは僕ら次第!頑張ります。

【宮崎】
一生惑いますわ。ホンマ。

【山貫】
もうすぐ春じゃないですか。 新しい環境に飛び込む時、マンネリの環境にため息が出る時、 今までと少し違う自分を目指したくなった時。何度も繰り返して聴くことをオススメします。

【岡田】
レイブルの原点となる曲です。

孔子「論語」も是非あわせてお読みください!

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